【不動産豆知識】令和5年5月26日施行 盛土規制法・・その①



ホームラボ調布・国領の竹内です。

最近では九州地方の線状降水帯による大雨、浸水や土石流のニュースが非常に多いですし、また九州だけでなく全国どこでも同じような被害が起きる可能性があります。

その被害の原因に盛土や切土といわれる宅地を造成するための手段と言われています。

 その中で今ご自身が住んでいる場所やこれから住もうと考えている場所がそのような危険な地域を知りたいと思う方も多くなってきています。

その危険な盛土や切土を規制する法律が令和5526日施行されました。

その取り組みを国土交通省から提供されているデータ等を利用しながらできる限りわかりやすく要点だけを3回に分けてご説明します。

 

まずこの法律が検討、施行されたきっかけは令和3年に静岡県の熱海市で大雨が原因で盛土が崩落し、大規模な土石流が発生し甚大な人的・物理的な被害があったのはまだ記憶に新しいと思います。

またその後も他の地域でも盛土等の崩落により各地で被害が発生するようになりました。

今回の新たな法律の概要は以下の3点です。

  • 規制区域が指定されます。
  • 安全な盛土等を造ります。
  • 盛土等を安全に保ちます。

次回はその3点をわかりやすく解説したいと思います。

※引用資料:国土交通省HP