【不動産豆知識】賃料の値下げの可能性はゼロじゃない!?



ホームラボ調布・国領の竹内です。

今回の不動産関係のお話は「賃料の値下げの可能性はゼロじゃない!?」です。

新築物件や誰にとっても好条件の人気物件や、借りたい人が圧倒的に多い

引越しシーズンの交渉は基本的に無理ですが、物件や時期によっては

家賃の値引き交渉が出来る可能性のあるものがあります。

【交渉が難しい物件】

・新築物件または築浅(5年以内)

・空室になってから日が浅い

・家賃を下げたばかり

・管理会社が一括借上げしている

・大家さんがが、近隣との影響を考慮し全て断っている

値引きしなくても入居者がつきやすい物件、または時期の交渉は難しいのです。

【交渉出来る可能性がある物件】

・長期間空いている

・築年数が古い(20年以上)

・交通の便や環境があまりよくない

・同建物に複数の空室がある

こうした物件は交渉出来る可能性があります。

ただ、こうした物件の交渉をする場合にはちょっとしたテクニックと配慮が必要になります。

まず、見学前から「安くなりませんか? ○円になりませんか?」と交渉するのは

あまりお勧めできる方法ではありません。

管理会社や大家さんの本音は出来るだけ値下げはしたくないものですから

「借りてほしいからこそ」「借りてくれるのなら」という気持ちになって初めて交渉になります。

ですから自分に合うな、住んでもいいなと思う物件を見つけて的を絞り、

それが家賃交渉出来そうな物件なら、値下げのことはさておき、まず見学をして、

本当に自分が借りてもいいお部屋なのかまずは内見します。

そしてお部屋が気に入って借りる意思が固まったら、そこで初めて交渉を開始しましょう。

前述したとおり管理会社や大家さんは借りる見込みの高い人の交渉には応じる可能性があります。

「ここに決めたいと思うのですが、あともう○千円少し安くなったりはしませんか?」

その物件に決める前提で交渉するのがポイントになると思います。

一般的に値下げ交渉で安くなる金額の限度は家賃の5%以内と言われています。

家賃の支払いは毎月のことですから、たとえ1000円でも積み重なれば大きな額に。

普通の物件なら大幅な値下げはありえませんから、欲張らず、ダメ元で言うだけ言ってみる・・

こんな感じで交渉するのが良いと思います。

【交渉のポイント:物件を絞り借りる前提で、値下げ金額の限度とタイミングを間違えない】

ただし、交渉したからと言って必ずしも値下げしてもらえるわけではありません。

むしろ、結果的に値下げしてもらえる方が圧倒的に少ないのではないかと思います。

そんなに借り手がどうしてもつかない物件ばかりじゃないですからね・・・。

値下げや値引きを粘りすぎると、「家賃が払えるのか?」と逆に心配されてしまうかもしれません。

借りるつもりなら言うだけ言ってみる、値下げになったらラッキー! そんな感じがよさそうです。

この部分は不動産会社の方と相談してみてください!