【不動産豆知識】申し込みから引越しまでの流れ①



ホームラボ調布・国領の竹内です。

今回は賃貸住宅の申込みから契約、引渡しまでの流れを2回に分けてざっくりご説明したいと思います!

1回目は【申し込み~入居審査】、2回目は【契約~引越し】になります。

 

まず内見や図面を見て気に入った物件が見つかったら所定の手続きを行って契約をします。

入居審査や重要事項説明、契約書、必要書類などなじみの少ない手続きや書類が出てきますが、後々トラブルに巻き込まれないためにも分からないことは質問して、しっかり確認しながら進めていきましょう!

 

【申込みをする】

物件見学をして気に入った物件が見つかったら申込みをします。

「入居申込書」という書類に勤務先や保証人などを記入します。

最近は保証会社を使う場合も多いので、保証人がいない場合は不動産屋に相談しましょう。

また申込み時、申込金が必要なケースもあります。

この申込金は契約が成立しなかった場合は返還され、成立した場合は契約時に支払う敷金・礼金等など契約金の一部として当てられます。

申込金を求められた場合は、支払った金額の記載のある「預かり証」を受け取っておきましょう。

 

【入居審査】

申込みをすると大家さんや管理会社による入居審査が行われます。

審査では主に家賃を支払う能力があるか、保証人はどうかという点が調べられます。

勤務先に本人確認、保証人確認の連絡が入ることもあります。

保証人となる方には、連絡が入ることを伝えておいた方がいいでしょう。

審査の基準は大家さんや管理会社の考え方次第ですので、フリーターでも長年勤務していると認められる人はOKという場合もあれば、保証会社への加入が条件で入居が認められる場合などもあります。

最近は9割近くが保証会社を使用してますね。

入居審査の結果がいつ出るか、申込みをした不動産屋に確認しておきましょう。

【必要書類】

審査にパスしたら契約日を決めます。

不動産屋から必要書類と

契約時に必要な費用が伝えられるので準備してください。

契約時に必要な書類は不動産会社によって異なりますが、下記の3点は基本的に必要になることが多くあります。

 

 ・入居者の住民票

 ・連帯保証人承諾書

 ・連帯保証人の印鑑証明

 

その他、入居者の所得を証明する書類(源泉徴収票など)が必要になる場合もあります。必要書類をもれなく準備しましょう。

契約時に必要な費用の主なものを挙げておきます。

 敷金>修繕費用や家賃滞納に充てる目的で預けるお金。 退去時に諸費用を差し引き、清算されます。

 礼金>大家さんに対してお礼の意味を込めて支払うお金。

 仲介手数料>大家さんと仲介をした不動産会社に支払う手数料。 家賃の1ヶ月分+消費税が一般的です。

 前家賃>入居翌月の家賃。月の途中から入居する場合は日割りで発生します。

 火災保険料>火災や水漏れの保障をするための保険で、入居者に義務付けられることがほとんどです。

          ※2年間で2万円前後が一般的です。2年分を入居時に支払います。

 鍵の交換費>入居時鍵を付け替える場合は入居者が負担するの一般的。

 保証料>保証会社を利用する場合には保証してもらう費用を支払います。

※保証会社によって金額や入居後の保証費用の支払い方法が違います

今回は以上で2回目は契約~引越しの流れになります。