ホームラボ調布・国領の竹内です。
「壁に穴 タバコのヤニ 退去時どこまで実費?」の続きのお話になります。
【タバコのヤニや壁に穴をあけるのは原状回復が必要?】
たばこのヤニ汚れによる壁紙の黄ばみは、経年劣化に当てはまりません。
通常使用を超える損耗とみなされるため、借りた側に原状回復の責任があるという事になります。
では、画鋲で穴をあけるのはどうでしょうか。
壁紙に目立たない穴が小さくあいている程度であれば、修繕費は貸主負担となることが多いです。
しかし、同じ画鋲の穴でも、穴を何ヵ所も開けてしまった場合や
画鋲に重いものをぶら下げて穴や裂け目が広がってしまった場合などには、通常の使用の範囲と認められない場合もあります。
他にもペットや引っ越しなどによる汚れやキズは、経年劣化に当てはまりません。
今回は、退去時の修繕費用のご紹介をしましたが、
経年劣化によるものなのかによって実費になるのかいうことが
おわかりになったかと思います。
今は穴をあけずにポスターや絵が飾れるタイプの画鋲やテープが売っています。
そうした工夫1つで、退去時の修繕費用が削減できることもあるかもしれませんね。
住まいの役立つ情報を6回に渡り配信してきましたが、
ご紹介させていただいたのはほんの一例です。
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