ホームラボ調布・国領の竹内です。
今回は都市ガスとプロパンガスの違いの3回目で機能面にフォーカスします。
都市ガスとプロパンガスの機能面の違いは一言で言うと火力の違いです。
プロパンガスの主成分であるプロパンやブタンは、とても熱量が高く、火力が強く効率のよいエネルギー源なんです。
それに比べ都市ガスは主成分であるメタンは、プロパンやブタンに比べると熱量が低く、火力が弱い性質があります。
都市ガスとプロパンガスを1立方メートル当たりの熱量で比較すると都市ガス11,000kcal/㎥にたいしてプロパンガス(LPガス)24,000kcal/㎥にもなります。
上記のように火力が2倍以上も違いますので、例えばお湯を沸かすとき、プロパンガスなら都市ガスに比べて2分の1未満の利用量で済みます。
ただし、都市ガス用コンロのガス穴はプロパンガス用コンロよりもガスが多く出るようになっています。
そのため、火力など実際に使用する場面での違いに関しては、都市ガスとプロパンガスでは差を感じることはありません。
そのような差があるの都市部の中華屋さんでは生活では都市ガスを使いながら、調理用のコンロはプロパンガスを使用しているケースも良くありますね!
また都市ガスの地域からプロパンガスの地域に引っ越す場合や逆にプロパンガスの地域から都市ガスの地域に引っ越す場合は、今まで使用していたガス器具を使い続けることはできない点に注意しておきましょう!
今回は以上になります。
次回は料金面の違いを説明しますね!