ホームラボ調布・国領の竹内です。
今回は都市ガスとプロパンガスの違いを料金面にフォーカスしてご説明します。
都市ガスの供給に関しては2017年以降自由化されました。
それまでは国の認可を受けて安定的に供給されていた一方ガス会社でのコスト削減の努力がされず価格競争原理が働いていませんでした。
よって2017年以降は自由化により各ガス会社の企業努力により価格が下がるようになりました。
逆にプロパンガスはかなり以前から自由化されていました。
ただ同じ地域でも価格が2倍違うというケースもありますので戸建てで個別にガス会社と契約する場合にはいくつかの業者から見積もりを取ることをお勧めします。
ただ賃貸マンション、賃貸アパートではオーナーがすでにプロパンガス会社と契約しているのでガス会社を選択することができません。
では都市ガスとプロパンガスの料金の比較ですが、毎月かかるガス代の平均値は、月の使用料が20~40㎥の場合、都市ガスの基本料は約1000円、1㎥あたりの単位料金は130円程度です。一方、プロパンガスでは基本料金が約1900円、1㎥あたりの従量単価の平均は500円ほどとなっています。
地域のよっても価格設定に差があるので一概に言えませんが、ざっくり言えばプロパンガスの方が同じガス量を使用した場合、約2倍近く差があるということになります。
ただ都市部の一部及び地方ではガスの導管費用が高額になるためプロパンガス主流になっています。
ご自身が検討している住居が都市ガスかプロパンガスかはランニングコストの一部の参考条件としても良いと思います。
ただプロパンガスだからこの物件はノーみたいな判断は非常に危険ですよ!
あくまでも住みやすい物件であるかが大事です!